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そろそろ恋愛をしたいと願い運命的な出会いを待つ。
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久しぶりにAKIRAからメールが届く。
元気?って。
そして、寝ようと思った時にまたメールが・・・。
結局少し電話で話した。
・・・懐かしい。
AKIRAは高校時代から大学時代までずっと希菜が好きだった♂。
付き合うわけでもなく、ただ一緒にいっつも遊んでいた。
好きで好きでたまらなく、忘れる事すらもずっと出来なかった人。
だけど、元元彼と付き合って、AKIRAより愛する人ができて連絡は途絶えていた。
誰よりも愛する人に、誰よりも愛された。
だから、希菜は充分満たされてた。
愛する人を傷つけたくないから、当然、異性として関係があった人との連絡は全て途絶えさせた。
愛していた・愛されていた彼と別れ、またAKIRAに連絡をとった。
都合が良いかもしれないけど、今はもう恋する思いはもうない。
でも、たまに連絡がくる。たまに連絡をする。
うちらってどんな関係なんだろう。。。
出逢ってからもう11年も経つ。
出逢ったAKIRAの年齢よりも、自分が歳をとっている。
「11年」という数字で現すと、改めて長いと実感するし、凄いなって思う。
『うちらってどんな関係?』
『腐れ縁』
昔はよく朝まで布団の中にもぐって電話してた。
今日もそう。
・・・懐かしい。
静かで。真っ暗で。
雨の音や、風の音。たまに通る車の音だけが、暗闇のなかに響く。
電話が終わった後、メールを送る。
『希菜はやっぱりイイ女だね♪』
と返ってくる。
もう、イイ女じゃない。きっと。
少なくともAKIRAに対しては。
昔は結婚したいって思ってた。この人に一生ついていきたいって。
でも、それは付き合わなかったから言えたことなのだと今は思う。
『希菜のこと大事にしてたじゃん』
と言われる。
それって、付き合ってたってこと?希菜のこと、好きだったってこと?
今なら何も怖さを感じずに聞ける気がする。
『デートしようよ』
と言われる。
昔だったら飛び跳ねるほど、嬉しかったんだろうな。
元彼と顔をあわせる日々が続く。
あの人には何も言えない。言うのが怖い。緊張する。躊躇っちゃう。
まだ、自分でも気付かないところに未練があるのだろうか。
別れたくて別れたわけじゃない。
ただ、付き合っているという実感がなかったから、付き合うことを辞めただけ。
もっと一緒にいたくても、その気持ちを言えず。
その気持ちを分かってもらうこともできず。
隣にいるのに、寂しさを感じた。だから、別れた。
今の気まずい関係・・・。一度、話したいとは思うものの、普通の会話すらぎこちなくなってしまう。
結局、今も昔も心は通じ合わない相手なのかもしれない。
2:48 大学時代の♂友達、Nから電話がある。
明日は早いし、夜更かしをするわけにはいかない。
出ないで、そのまま本を読み続ける。
・・・が結局寝られずに、朝の4時まで本を読み続けた