04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
そろそろ恋愛をしたいと願い運命的な出会いを待つ。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
いよいよ今日から選挙戦が始まった。
寒い。
寒い。
寒い~
体を動かすことなく、車に乗って窓を開けているもんだから、常に新鮮な冷たい空気が入ってくる。
ある程度想定はしていたけど、こんなに寒いとは
今日の防寒装備。
①ババシャツ
②ロンT
③ニット
④トレーナー
⑤アーミーコート
⑥マフラー
⑦スタッフジャンバー
⑧ホッカイロ×4個&靴下用ホッカイロ
これだけの防寒装備をしたにも関わらず、寒くて泣きそう
無事仕事も終了し家に帰る。
貼っていたホッカイロを布団の中に入れる。
すると・・・。
また、普段とは布団が違う。
パパさんが干してくれたのだろう。
希菜:『お父さん、今日お布団干してくれたでしょ?』
パパ:『うん。気付くの早いね』
希菜:『ホッカイロ入れた時、お布団の感触が違ったから。ありがとう。』
今日もお布団はフッカフカ
体は冷え切っているから早くお布団に入り、寝ることにしよう!
布団の中に入った瞬間・・・、暖かい。温かい。
布団に入った瞬間、感じた。
父親の温もりを。
父はいつも多くを語らない。
昔、こんな会話があった。
希菜が昼夜逆転の生活を送っている時、父親と顔を合わす事がなかった時のこと。
希菜:『お父さんと顔を合わせるの凄く久しぶりだね!』
パパ:『俺は毎日希菜に会ってるよ!無論、寝顔だけどね。
毎日、会社行く前に希菜の顔を見てから家を出ているから。』
そう、父親は毎日、希菜が眩しくないように本の少しだけ雨戸を開けて会社に行っていたのだ。
父は会社での愚痴や弱音を決して話さない人であった。
希菜も良い歳なんだし、弱音を溢してもいいのに。
お金をもらうんだもん。いくら何十年も働いているとは言ったって嫌な事なんて沢山あるだろうに。
いつか父が言っていた。
『寝顔でも希菜の顔を見ると、今日も一日頑張ろうって思えるんだ。』
これこそ、目に入れても痛くないって言うやつなんだろうな。
こうやって希菜は両親に、家族に愛され育てられたのだ。
話は戻り・・・、
布団に入った瞬間、父の思いが伝わった。
寒かっただろう。凄く寒かっただろう。疲れただろう。
寒い中、本当にお疲れ様。
だからこそ暖かい布団で体を休ませて欲しい。
そんな思いが伝わってきた。
思わず、希菜の頬には涙が流れる。
本当に寒かった。凍死するかと思うほど寒かった。
涙が出るほど寒かった。それでも働かなくてはならない。
疲れた体・冷えきった体を休める布団が軽い。
フワフワで、ヌクヌクで本当に暖かい。
偉大な寛大な 『ア タ タ カ サ』 を感じる。
それは、太陽の恵みである暖かさと、父の愛の温かさなんだと気付く。
気付くと言うより、感じたのだ。
伝わってきたのだ。
父は言葉にしなかったけど、希菜には伝わってきた。
それだけ父が思ったからこそ、希菜にちゃんと伝わったのだ。
ありがとう。本当にありがとう。
多くを語りたいけど、多く語るのは辞める。
だって、お父さんの温もりが伝わったように、希菜の感謝の思いも伝わるはず。
強く、強く、思えば思っただけ。きっと伝わるはず。
だって、希菜にはちゃんと伝わったもん。
父の事をソウルメイトと感じたことは正直一度もなかった。
でも、今感じた。
たったお布団を干してくれただけの出来事だけど。
父が言葉にしない気持ちが、くみ取るように心の中に真っ直ぐに入ってきた。
時には言葉が必要で、時には言葉さえなくても通じ合える。
それが、家族。
それが、ソウルメイトだよね。
お父さん、大好き。
本当に有難う。
今年になってお布団を干してくれたのは3度目。
だけど、今回は今までとは違う。
そこに、『想い』・『愛情』があった。
お天道様を上空に見上げながら、ふわふわな雲の上に寝ているような居心地の良さ。
暖かい。本当に暖かい。
そして、本当に温かいのだ。
寒さと疲れでマイナスになる。
でも、暖かいお布団と父の愛でプラスになる。
疲れて冷え切って帰ってくるマイナスの娘。
そのマイナスを打ち消すために、プラスを与えてくれた父。
愛のパワーって凄いね。
家族っていいね。
お父さん、ありがとう。
たかがお布団を干してくれただけのことだけど、されどお布団を干してくれた愛の出来事なのだ。