傷つけられた心

とある事がありました。
とある事を、とある方から言われ。
一瞬、言葉が詰まりました。

傷つけられた心と傷つけた心。
傷つけようと思ったつもりはなくても、傷つけられた心が確かにそこには存在した。

すんごく切なくなって、すんごく空虚感を感じて。
一瞬、心が空っぽになった。
心にズドーンって穴を開けられた気分。

友達に話し、友達に支えられ、復活したけどさ。

人って色々あるよね。
いろんな心が存在するよね。
悩む人、傷ついている人、立ちすくむ人。
鬱病という言葉もよく聞くようになってきた今の時代。
自信を持っていえるのは、傷ついた心は、心でないと立ち直れないって事。
人の心に支えられ、人の心の温かさを感じて、また前をむくことが出来る。

不思議だよね、心って。
楽しませたり、悲しませたり、傷つけたり、勇気をあげれたり。
なんでもできる、無限大のパワーを持っている。
なんでも可能にしちゃうメビウスの輪みたい。
繰り返し、色んな感情が立ちはだかってくる。
でも、それは着実に少しずつ前進していて。
メビウスの輪なんだけど、グルグル回っているうちに、大きさは広がっている。

弱い心と強い心。
希菜はもろくて強い心を持ちたいな。
強い心っていうと、なんだか鉄板のように、強くて頑丈かもしれないけど、
些細な事に気付けなかったり、些細なことに感じられなくなってしまいそうだから。
小さなことにも感じられて、わずかな感動も見逃さない繊細というもろさを持ちながら、
信念とか、パワーとか。
人を助けられたり、人を支えられたり、人のためになれる強い心が欲しい。
モノで喩えるのであれば、卵の薄皮みたいな感じ。
すんごく薄くて、プツンとすぐに切れてしまうけど、でも、何かをしっかりと守っている。
そんな心になりたい。なれたらいいな。